カレンとの出会い

本物の商品との出逢い

2009年春、オフィスで何気なくエステの業界紙を読んでいた僕は、その中に興味深い広告記事を発見しました。それは脱毛機の広告でしたが、広告塔がまだ小学生の女の子で、そこには「私でもできる!だって痛くないもん!」というメッセージと『ハイパースキン脱毛機KAREN』の紹介がされていました。

これまで脱毛機というのは痛みを伴うのが普通で、まして脱毛を体験できない小学生を広告塔に起用するなど考えられないことでした。読めば読むほど興味が湧いてきたので、とりあえず話を聞いてみたいと、この脱毛機の製造会社である株式会社カンナに問い合わせてみました。

僕も自分のビジネスで同じ雑誌に広告を出していたこともあり、会社名を伝えると割とスムーズに代表の鉄穴かんな社長につないでもらえました。僕もレーザー脱毛機が禁止になる前は同じ業界にいた共通点もあったので、話も弾み、直接お会いして説明を聞くお時間を頂けることになりました。そして2009年5月9日、福岡県にある株式会社カンナの本社に飛んで行ったのです。

この日は僕にとって、本当に大きな人生の転機となりました。13時にオフィスに着いて、帰りの飛行機に間に合うぎりぎりの時刻まで5時間ぐらいあったでしょうか、その間ずっと鉄穴社長と話し込みました。聞いてみると雑誌の広告に掲載されていた女の子は鉄穴社長のお嬢さまである恋文れもんちゃんだったようで、彼女が小学校1年生の時、プールの授業中に毛深いことをクラスの男の子にからかわれたことで、子供にも施術できる脱毛機の開発を志したとのことでした。

そして彼が説明してくれた『ハイパースキン脱毛機KAREN』の理論はこうでした。少し専門的な話になりますが、毛が生えるメカニズムは、男性ホルモンの刺激により、皮脂腺部の発毛因子が細胞分裂を始め、毛母細胞を形成しケラチン蛋白質をつくることにあります。これまでの脱毛のほとんどが、毛乳頭を高熱で破壊し、毛の再生を鈍化させるもので、この方法だと、高温のエネルギーや針などを必要とするため、必ず痛みが伴い、火傷や色素沈着など様々なトラブルにつながっていました。

なんとかトラブルのない確実な脱毛ができないかと試行錯誤する中で辿り着いた結論が、毛を作り出すタイミングをとらえ“毛を作りにくくする”ことでした。光エネルギーが持つ波長やパルス幅などの実験を繰り返して特殊な光線を特定し、この特殊な光線を照射することで皮脂腺部の発毛因子の細胞分裂を減退させ、結果的に毛が再生しにくい状態にする、というものでした。

そんな商品への想いや理論を聞いた後で僕が感じたのは、この『ハイパースキン脱毛機KAREN』が本物だったらエステサロンの業界地図が塗り変わる、まさに「脱毛業界の黒船がやってきた!」という大きな衝撃でした。

ちなみに僕と鉄穴社長は同じ業界で切磋琢磨したことだけでなく、他にも2つ驚きの共通点がありました。まず1つ目は、僕と鉄穴社長は2人とも離婚を経験していますが、2人ともその離婚した相手と再婚しています。元サヤというやつですね。今までたくさんの人にお会いしてきましたが、僕以外に元サヤに収まった人を見るのは初めてでした。

そして2つ目は、当時2人ともゴルフが趣味だったのですが、鉄穴社長が数年前にホールインワンをしたゴルフ場(忘れもしません、雷山ゴルフ倶楽部の16番175ヤードです)で一緒にプレーをした時、なんと僕もホールインワンをしてしまったのです。プロのゴルファーでもない普通の仲間が過去にホールインワンをした場所で、また同じことが起こる確率は天文学的数字になります。もしかすると僕たちは前世でつながりがあり、この『ハイパースキン脱毛機KAREN』を世の中に広げていくために再び巡り合う、そういう宿命だったのではないでしょうか?

産声をあげる『ディオーネ』

鉄穴社長との打ち合せが終わったその時にはもう『ハイパースキン脱毛機KAREN』を広める体制作りにこの身を捧げようと決めていました。まずは今進めている事業の負荷を減らし、この商品を広めることに専念する新会社としてドクターサポート株式会社を設立しました。つまりこの会社は『ハイパースキン脱毛機KAREN』という商品と巡り合えたことで産声を上げたのです。

僕がこの商品を届けたい相手、つまり顧客ターゲットは明確でした。それは、“値段の安さよりも痛くない脱毛を受けたい人”そして“毛深いことで悩む思春期のお子さんを持つご両親”でした。

まず始めにエステサロンのオーナーさん向けのWEBサイトを立ち上げました。株式会社カンナで作っている『ハイパースキン脱毛機KAREN』の商品サイトはありましたが、取引業者向けのシンプルなものでしたので、これを個人経営のサロンオーナーさんに訴えるようなものに作り変える必要があったのです。

次に、『ハイパースキン脱毛機KAREN』の特徴である“痛くない”脱毛機を検索する人が必ずいると思った僕は、“痛くない脱毛”“子供 脱毛”などのワード検索でドクターサポートオフィシャルサイトが上位に掲載されるように、リスティング広告に力を入れました。

それらと同時に、当時は別事業でエステサロンのオーナーさんとおつき合いがあったので、その知り合いの人たちに『ハイパースキン脱毛機KAREN』を案内しました。しかしWEBサイトが回り始めるにつれ、サイトで器械を知ってエステサロンを開業したくなった人や、この器械を実際にエステサロンで体験してお店を始めたくなった人など、独立を目指す人がまわりに増えてきました。

しかし皆さんもご存知のように、脱毛サロンは日本に星の数ほどあり、強いネットワークを持つ大手のサロンもあります。いかに商品力が優れているとはいえ、個人経営のサロンはそれだけでエステ業界の過酷な生き残り競争を戦っていけるのだろうか、と疑問に思いました。開業を志す人に脱毛機を販売するのは簡単ですが、彼女らがしっかりその武器を使いこなしてお店を運営するところまでサポートするべきではないか、と考えるようになりました。

そこで思い出したのが、毛利元就の3本の矢の話でした。1本だと簡単に折れてしまう矢も3本ならなかなか折れない、つまり絆の強さや結束力を説いたお話ですが、これをエステサロンに応用しようと考えたのです。

1店舗だと小さくて影響力は弱くても、それが2、3、10、30店舗と束になれば大手のサロンとも戦える、そんなブランドを作ろうと考えました。運の良いことに、僕らの扱っている『ハイパースキン脱毛機KAREN』は大手のサロンではまだ導入されていなかったので、“子供も体験できる”、“痛くない脱毛”というキーワードが打ち出せるのは僕らだけでした。ここに勝算を見出し、そんな強みを活かした脱毛サロンとして『Dione(ディオーネ)』を立ち上げたのでした。

『ディオーネ』とはビーナスのお母さんの名前で、“天空の女神”を意味します。上質の癒やしと最上級のおもてなしを提供できる脱毛サロンブランドを作りたい、その気持ちを込めたのでした。

この志に共感してくれるオーナーさんが集まり、『ディオーネ』の店舗数は2016年時点で120店舗を超えました。どうしてここまで急拡大できたのでしょうか?僕らの脱毛サロンの業界では“初回0円”“何回来ても定額”など、金額的なメリットを打ち出す会社が多いですが、そのような打ち出し方を僕らはしていないので、おそらく『ディオーネ』のサービスはお客さまから高く見えているはずです。でもそこにお客さまが来てくれるのは、お客さまの本当に求めているサービスが『ディオーネ』にはあるからです。

競合他社の脱毛サロンは施術が少々痛かったり、冷たいジェルを塗られたりなどのサービスが今も提供されています。これらは脱毛業界では当たり前とされていますが、そこに不満を抱くお客さまもいらっしゃいます。『ディオーネ』では、温かいジェルやホットタオルでのお拭きとりといった、心も身体も温かくなるようなまさに“癒やされる脱毛”を提供しています。

さらに“子供でも脱毛できる”ことや、仕上げのホワイトニングミルクには“美白と保湿をしっかり行える有効成分を入れている”ことなどの特徴もあります。安さを求めるのではなく、痛くない脱毛をやってほしいと本気で願う人、脱毛サロンにも高いサービスレベルを求める人が来店してくれているのです。

サロンのスタート段階から商品で差別化できているのはとても大きなことでした。競合他社にない特徴が始めから備わっているので、集まる客層が始めから異なったのです。もしこのような特徴がなければ、ブランド力のある大手と競合するために、どうしても金額のメリットを打ち出す必要があったでしょう。

体毛が濃い、眉毛がつながっている、など子供が毛深いことで友達にからかわれたり、いじめられたりする可能性は少なからずあります。ご両親からそのような相談があった時に、「すぐ生えてくるからやっても無駄ですよ」と断るサロンが今でもあると聞きます。これは無駄なのではなく、子供には脱毛の施術に伴う熱さや痛みを我慢することは難しいと考えるサロン側の判断の結果だと思います。『ハイパースキン脱毛機KAREN』は自分の娘に体験させたいという鉄穴社長の想いで作られた脱毛機です。当然お客さまに対して優しい使い心地のはずです。それは娘のために作られたものなのだから。

『ディオーネ』の店舗数が増えるにしたがって、“痛くない脱毛ならディオーネ”という評判が一人歩きし、今では、資料請求の問い合わせの9割以上はホームページから来ます。世間の皆さんに信頼されるブランドが確立できてきたのかもしれません。そうなれたのはディオーネで働くスタッフの想い、娘を想う鉄穴社長の想い、そしてそれらの中心に『ハイパースキン脱毛機KAREN』があったからです。

最後に、新しく事業を始めようとされる人に質問です。あなたの扱う商品・サービスはあなたが本気で広めたいと思うものですか?その商品・サービスを必要としてくれるお客さまの笑顔が思い浮かびますか?そうであれば今すぐ行動に移しましょう。あなたの扱う商品・サービスは“本物”なのだから。

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